【5】登頂変>野沢・谷川岳・神楽ヶ峰

【5】登頂変>野沢・谷川岳・神楽ヶ峰

■ 13:30 天狗の腰掛

ザンゲ岩が遠くに見える~♪山はなんでも~知ぃぃっているぅぅうう♪

まだまだ登りが続く

クッソーっ!しんどいやんか
しんどくても、思ったほど息があがらないのは標高のせいか、時々走るおかげか?

それでも振り返れば遥か下のほうにゲレンデが見える。

■ 14:25 Tサンとすれ違う

Tサンはトマの耳まで登頂して下山中
よかった!(≧▽≦)/おめでとう!
なんだかんだ言ってもうれしいもんですわ。
それにしてもスキーブーツでの登りはほんまにエライよなぁ(^_^;)

さぁ、あとひと登りっ!

んがっ!ここからがイチバン怖かった((( ;゜Д゜)))
滑落したら天国に吸い込まれそうな大斜面を確実に一歩ずつ斜め上に登高する。
焦らず、シールが効いているのを足で感じながら登る。

Iサンのテールから崩れた雪が二つ三つコロコロころがって漫画のような雪だるまとなり
斜面を果てしなく転がり落ちていく。

そんな斜度だと思ってくださいまし!

前を行くIサンが尾根を越えて見えなくなった。
おいおいーーーーい!待ってよぉぉおおお(心の叫び)

あと少し、あと少し、尾根を越えたら正面に肩の小屋が目に入った
そしてトマの耳方面に顔を向けると、山頂手前でIサンが笑ってこっちを見てる。

『もしかして、先にトマの耳まで行って来た?』
『そんなこと出来るかいっ!』

板をデポして山頂まで歩く、
Iサンのザックの中にこっそり押し込んだI枝さんの“のどごし生”を持って
トマの耳登頂(≧▽≦)/ウチらは本日の最後尾登山者や

タイムリミットの午後3時

■ 15:00 谷川岳 トマの耳 1977m

はるばるとよく来たもんやぁ
しかも、スキーでやなんて!

もうええやん!って、ついつい楽なほうに逃げたくなったが
ここまで来たのは登れるビジョンがあったから。


 

Iサンはトマト色のミミ33


向こうのテッペンはオキの耳
『おおおおおおおおーーーーーーーーい』と大きく手を振ると
あちらも手を振ってくれた(ノ´▽`)ノ超ハッピー
 

 

 

オキの耳までは雪がついていない。
もし雪が残っていたら、時間があったら行ってみたかったが
どちらの条件も満たさないので素直にやめておく。
っつーか、もうお疲れちゃんやしね!


 

トマの耳の真下に広がるのはマチガ沢やな

肩の小屋から西へ広がるのが平標山方面

今晩はココに泊まりたい!
もっとゆっくりしていたい!
もう時間も遅いし、このまま肩の小屋に泊まれたらなぁ
なんて都合のいいことを空想してみる。


 

もう喉がカラカラになっていることも忘れて360度のパノラマを堪能したあとは
“のどごし生”

うっまぁーーーーーーーーーっ!!!!
サイコーーーー(^^)三(/ ^^)/
どんなCMよりも、いい画が撮れてると思うで!

水分も200ccぐらい、食料もパン半分、クッキー1枚、お稲荷さん1つ
よくこんなんでエネルギーが出るもんやな。
山から下りてくると体重がいつもゲッソリと減る。

 

いろんなトラブルがあったものの、みんなは残念ながら途中Uターンしたものの
なんとか登頂できた(*^v^*)

イメージは具現化するのです。

ただし・・・下山のイメージは想定以上やったけどな(;´Д`)
これからが試練の始まりやったなんて・・・

■つづく———————————>【6】