R6.1.14 大日ヶ岳 山スキー

今年は例年に無い雪不足の状態が続いており未だに全面滑走出来るスキー場も少ない状況であるが、白山周辺は漸く山スキーが出来るコンディションとなってきた。 スキー場のゴンドラが8時営業開始となるのでこの時間に到着できるように出発したが、前日の積雪と冷え込みで高鷲インターを降りて最初の信号から大渋滞、路面はアイスバーンでスタッドレスでも滑りまくり、上り坂では多数の車が動けなくなりスタック、スタッドレスでもタイヤチェーンを付ける為に止まる車で更に渋滞、スキー場到着は予定より30分遅れ、全面滑走出来るスキー場が少ないのが原因と思われるが、高鷲スノークの駐車場は想定以上の車が来ており駐車位置はセンターハウスからかなり遠くになってしまった。 ゴンドラでゲレンデトップに、雪上訓練と思われるパーティーなども含め入山している方々は多数、先行パーティーは既に上の方を登っているのが見える。 今シーズン初滑りで、同行者は昨シーズン体調不良で1回も滑っていないとの事で最初軽く1本滑ろうかと考えたが、雪は少し重めで雪深い感じでは無かったので、一気に山頂を目指した。 山頂は快晴、雲一つなく空気は澄み切っており伊吹山・鈴鹿山脈から飛騨山脈剣岳までこれ以上ないほど鮮やかに映える気象条件に恵まれた。山頂での積雪は大雪となった昨年と比較すると1m近く少ない状態でお地蔵さまや標識はその殆どの全体が雪上に出ている積雪の少なさであった。早速大日谷側へ滑り込んだが、藪はほぼ埋まりきっており滑降には全く支障が無い状態となっていた。昨日からの新雪でほぼ全面バージンスノーの状態で快適であるが、雪はやや重めであまりスピードは出ないコンディション、初滑りにはちょうど良かったと思われる。とは言うものの転ぶと起き上がるのには苦労する積雪状態ではある。 北側の斜面を1本登り返し、登り返した斜面を滑ってから昼食、風もなくゆっくりできるのが心地良い。 その後大日ヶ岳山頂まで登り返してから叺谷へ滑り込む。やや雪深くなり滑りにくいが、良い練習となった。叺谷へ滑り込んだ溜まり場には大勢のボーダーが休憩していた。積雪が多くあればこのまま叺谷を降りて行きゲレンデへ戻れるが、今年はまだ積雪不足でこの先を下っているトレースは無く皆さんここから登り返しているので我々も登り返してからゲレンデトップに戻り、ゲレンデを滑り降りて終了。