R4.1.8-10 上越方面山スキー 西澤

1/8 土曜日 守門大岳(1432m)

メンバー :富田、西澤、会員外3名

午前3時起床、3:50安曇野発、8:10 守門大岳登山口   8:20登山口出発 12:40山頂

13:00滑降開始 15:30登山口着





天気予報では徐々に天候が回復する見込みであるが、登山口ではまだ小雪が舞う状態である。登山口には既に3台の車が留まっており先行者は出発済みで、トレースもあり有難い。年末年始でかなりの積雪があり、藪は概ね埋まっておりコンディションも上々。

登山口の標高は400m程度であり、標高差は1000mを少し超える。天候の回復は想定よりも遅れているようであるが、徐々に雲が上がって行くのが感じられる。

 

標高を上げていくと樹氷もきれいになってくる。標高1000付近の避難小屋では先頭が単独の先行者に一旦追い付いた様ではあるが、我々も休憩時間を取ったので再び離される結果となった。

山頂に近づくに連れ青空も垣間見える様になり、最後の急坂を超える頃には急激に天候が回復してきた。山頂にはスノーシューの2名の先行パーティと単独のスキーヤーに合流、天候は回復に向かっており眺めは申し分なくなってきたが、まだ風が強いので、昼食は少し高度を下げて風の無くなる樹林帯近くで摂ることにした。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Vs0PxvcjstI

https://www.youtube.com/watch?v=X4HEGynly4M

 

https://www.youtube.com/watch?v=lcQxBE92eCo

コンディションは上々だが、雪質は風の強いところ特有の粉雪で扱いが難しいところもあるので、慎重に滑っていく。高度を下げるに連れ雪質はパウダーになり、快適な滑降となって来る。風の無いところを選んで昼食タイムとする。



https://www.youtube.com/watch?v=pkDzW7Q-edw





1/9 日曜日 阿寺山(1509m)

メンバー :富田、西澤、会員外2名

午前6時起床、6:50塩沢スキー場発、7:30阿寺山登山口 7:40登山口出発

12:10滑降開始  14:50終了



中日は計画では平標山(1984m)としていたが、本日は天気が崩れる見込みであり。標高の高い山ほどガスが出て来ると想定され標高の低い阿寺山に行き先を変更した。我々が到着時出発地点には既に3台の車が留まっており本日も先行者がみえる。昨夜は晴れ上がっており、新たな積雪は無くトレースを辿るがトレースは踏み固められて滑り易いコンディションとなっており、滑り易い雪に慣れていないとスキーのシールを滑らせて転んでしまう結果を招く。今回ご一緒させて頂いた長野県出身のMさんは経験豊富で慣れないメンバーを技術的に大いにサポートして頂き助けられました。滑りやすい登行の場面ではトレースを辿るよりもむしろ、敢えてトレースの無い雪面を進む方がシールが滑りにくく楽にクリアできる時も多いので、その場その場の状況に応じて適切が判断と行動が重要である。天候は予想通り下り坂で、山頂付近では完全にガスに覆われて来た。標高の高いところの雪質は悪くは無いが、ガスで雪面が良く見えないのでやはり慎重な滑降が必須となる。本日も少し高度を下げて視界が出てきたところ辺りで昼食時間とした。午後は天候が崩れてきて雪が舞う状態であるが気温が高目で湿雪となり高度を下げてくるとコンディションは悪くなってきた。雪に柔らかさが無くなりスキーコントロールが難くなり、経験の浅いメンバーには大変辛い下山となってきた。更に高度を下げるに連れ林間が狭くなってきたので更にスキーでの下山が困難となって来る。スキーでの滑降時は雪質の悪化により技量の差が大きくなってしまう。コンディションの悪化で下山時刻は予定から遅れてしまったが、苦労しながらも無事に下山が完了したのは幸いであった。





1/10 祝日(成人の日) 東谷山(1554m)

メンバー :富田、西澤、会員外3名

午前6時起床、6:50塩沢スキー場発、8:00東谷山登山口出発 11:00山頂

11:40滑降開始 13:00登山口着



駐車場には既に10台以上の車が留まっており、先行パーティーが既に入っている様である。今日も天候は回復に向かうはずであり、本日は土曜日よりも回復が早いと思われる。昨夜は標高の低いところは殆ど雨であったと思われるが、標高の高いところでは雪も降ったと思われる。登山口近辺では新たな積雪は僅かで、昨日のトレースにやや新雪が被っている程度で、軽いモナカ状態ではあるものの、程度が軽いので滑りに影響が出るほどでは無いと感じられる。本日つは樹氷がたいへん綺麗な状態となっており、また、天候が快晴に向かっておりそれに加えて樹氷に強烈が朝日が反映して花が咲いたかのような稀に見る見事な絶景樹氷となっている。昨日の帰りが湿雪から雨になってしまったため、スキーのシールを昨日貼るのを怠っており、スキーからシールが剥がれ易い状態で何度かシールの張り直しを強いられた。本日は連日の最終日で愛知県まで帰宅するので工程の短い東谷山で標高差は850m程度である。山頂近くとなり樹林帯を抜けると南側に真っ白になった平標山が目に飛び込んできた。抜けるような青空の中見事な山容であった。山頂にはスノーシューのパーティーが多く、更に東にある山のピークを目指す方々もみえた。山頂より100m程度東側にある展望台で昼食とした。昼食を摂っていると山頂には別のパーティーが到着しており我々もシールを付けたまま山頂まで戻り、シールを外して滑降準備に入る。まだ一部に藪が残っている状態で滑降しずらいところもあるが、コンディションはまずますである。7名の先行パーティーを追いかける形となったため、ややコンディションが不利となった。途中で先行パーティーを追い越したものの既に標高を下げてしまっており、追い越しの効果はあまりなかった。今回3日間では中日に天候が崩れ悪コンディションとなったが、1日目3日目は好天に恵まれ1月のコンディションとしてはまずますであった。

https://youtu.be/vAFNG5NcRBE

 

https://www.youtube.com/watch?v=099P5Ft90iM