R2.3.7 火打山 山スキー 西澤

 山行報告                   犬山山岳会 

期  日        令和2年 3月 7日(土)

行  先        火打山2462m)スキー登山

参加者         西澤  磯山 

天  候        快晴

行  程         前夜1930犬山発 有磯海SA泊

300 起床 SAで朝食

5:00   笹倉温泉出発 

 1400 火打山山頂

            1610 終了(笹倉温泉)

                        

コメント 

山スキーでモンブランを目指すとき二日目の山頂アタックは登りが1800mあるので今回は標高差のある火打山にて山スキーに挑戦した。

前夜に犬山を出発し北陸道の有磯海SAにて車中泊、300に起床してSAにて朝食を済ませて笹倉温泉へ、笹倉温泉へ到着するとすぐに先行パーティー2名が出発していった。我々も準備を整えヘッドライトで後を追う。

今年は暖冬で標高の低いところは雪が無く標高450mの笹倉温泉での積雪状況を心配していたが、笹倉温泉付近がボーダーラインで笹倉温泉から先は全く問題なかった。

笹倉温泉から林道沿いに登っていくと徐々に周辺が明るくなって雪山がモルゲンロートで赤く染まってきた。

木曜日から金曜日の積雪で雪質はまずまず、アマナ平から先は林道沿いを外れ斜面を登るが、藪はかなり埋まっており滑降には支障はなさそうなレベルで安心できた。焼山北面台地は緩やかな傾斜で広々とした非圧接ゲレンデの様である。

標高1350m付近で賽の河原を横断する。登りはスキーにシールを装着しているのでそのまま滑り込んで登り返すのみ、標高1420m付近でも同様の横断がある。

ここを横断して北面台地を登り始めると先行パーティーが先を行くのが見えた。我々は1420mの横断で台地で登り返したが、先行パーティーはそのまま溝の中を進んでいるのが見える。影火打ち尾根の取り付きで先行パーティーが休憩してい居たので追い付いたが我々が休憩に入るのと入れ違いに先行パーティーが出発し、この先は先行パーティーのトレースを辿らせて頂いた。

この先尾根のルートと沢のルートがあり当初は沢のルートを行く予定であったが、先行パーティーが尾根ルートを取ったためトレースを使わせて頂いていた我々も尾根のルートに入ってしまった。尾根のルートは急斜面があり斜面の上部ではシール登行は困難でスキーを担ぎ上げた。先行パーティーの方がラッセルして行った後を辿らせてもらったので楽させていただきました。雪がかなり深いのでラッセルは大変だったろうと思われます。

標高2000m付近で尾根を乗り越えるとその先は火打山までやや緩やかな傾斜が続きます。

影火打の山頂下付近で予定時間を過ぎていたのでこの先不要なピッケルやアイゼンなど重たい荷物を一時デポして荷物を軽量化して山頂を目指す。先行パーティーは火打山の山頂への取付き付近でスキー、ザックをデポしてピッケル・アイゼンで登り始めた様である。先行パーティーがスキーからアイゼンに履き替えている間に我々は随分追い付いてしまい、山頂は入れ違いくらいのタイミングとなった。

動画はURLをクリック!!

https://www.facebook.com/111009557128455/videos/583196428936874/?modal=admin_todo_tour

山頂で記念撮影してシールを外して滑降を開始する。山頂からの滑降もルートを選ぶと快適で、先行パーティーがアイゼンからスキーに履き替えている間に彼らを追い越してします結果に、すれ違いには丁重にお礼を述べて先行をお許しただいた。

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上部の斜面もアイスバーンになっている部分は少なくパウダー部分を選んで快適に滑降できるご機嫌なコンディションである。

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尾根乗越から下は沢ルートを下る。Iさんは標高差300mを快適なパウダーで1分半で一気に下ってしまった。

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焼山北面台地はゲレンデの様な快適な斜面と併せてご機嫌なパウダーを堪能でき大満足の瞬間である。

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標高1420mと1350mの横断はシールを付けていないので下り時は登り時とは違い登り返しが辛い。雪が深いパウダーのため板を外すと全く身動きできなく板をはいたままパウダーと格闘し大汗搔いてなんとか登り返した。

我々の後になってしまった先行していたパーティーはシール装着で登り返す様であった。

焼山北面台地から先は快晴の日差しと気温上昇でやや雪も腐っては来ていたが、藪がかなり埋まっているので大きな問題は無くもんだいなくその先は林道沿いのボブスレー滑降で

一気に笹倉温泉まで降って終了、車を留めさせて頂いた笹倉温泉で日帰り入浴後はDr.Hお勧めの糸魚川「すし活」でお腹を満たして岐路へ

天候にもコンディションにも恵まれ生涯の思い出に残るであろう一日となりました、感謝感謝!!!