R2.3.1 阿寺山 山スキー 西澤

 山行報告                   犬山山岳会 

期  日        令和2年 3月 1日(日)

行  先        阿寺山(1509m)スキー登山

参加者         西澤  磯山  富田 水谷(会員外) 

天  候        小雨のち晴れ

行  程         6:20 宿泊地(南魚沼市 上越国際スキー場)

 6:50 ~7:20 登山口(広堀川橋400m)~ 林道

 8:00  尾根末端(520m)~ 痩せ尾根上(1004m)

11:50  ~ 12:20 阿寺山(1509m)        

            14:00  痩せ尾根上(1004m)

                        15:30 尾根末端  ~ 林道 ~

                        15:50  登山口(400m)

                               水谷邸経由

            20:10 犬山

 

コメント 

雨の中、宿を出発。登山口に着いてもシトシトと降り続いている。駐車場には先着車1台。

しばらくためらっていたが、猫豹さんにせっつかれ意を決して出発準備。

 

林道を歩き始めるが、雨は小雨で時折みぞれとなる。尾根の取り付きからブッシュに

阻まれてスキーを外し登る。相対的に斜度がきつく、ブッシュが多いうえ痩せ尾根の

箇所も2,3あり、帰りが思い遣られる。登るにつれ樹氷も見られ、癒される。

 

1400m位から斜度も緩く、木立もまばらになり山頂へ。

 

 

 

何時しか、雨 みぞれも止み、下山開始時には雲間から下界が望めるようになる。

山頂付近は快適に滑降できたが、気温が高く急速に晴れ間が広がり、重雪となる。

重雪急斜面の藪尾根に手こずり、思いの外時間がかかる。1000m付近からTさんはスキーを外しツボ足で下山。標高の高い部分の雪質はまずまずであるが標高を下げるにつれ藪が酷くなり雪質も悪くスキーでの下山は困難を強いられる。他のパーティーのメンバーはスキーを担いで下って来ており、追い抜かされてしまった。Tさんは滑降を諦め担ぎに切り替えた。担ぎに切り替えたが雪質が非常に重く、深みに足を取られた際に腰まで足が雪に埋もれて全く身動きが取れない状態になってしまった。ショベルを出して足の周りの雪を掻き出しかろうじて脱出できた。単独でこのような状況になると脱出には困難を極めるものと想像される。重雪の恐ろしさを改めて思い知らされた。最後の林道は昨日と違いボブスレーコースで終了。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=34JsmzAskQA