H26.3.16 小白山 山スキー 磯山

犬山山岳会 山行報告書
 
企画者:
磯山
山名
小白山北峰(1600m)
山行形態
日帰り山スキー
山行期間
H26.3.16(日)
天候
曇りのち雨
メンバー
磯山、中森、西澤、水谷
行動報告
白山中居神社 ~ 東尾根 ~ 小白山 ~ 和田山牧場 ~ 
白山中居神社
 6:10 白山中居神社
 8:50 東尾根末端1160mピーク
11:00 小白山北峰
12:40 和田山牧場
13:00 白山中居神社
所感
駐車場には、多くの車が止まるが、ほとんどが和田山牧場への林道へ向かうようだ。
曇り空の下、石徹白川の橋を渡り、対岸の急斜面に取り付く。一気に汗が吹き出し、今日の試練の始まり。約200mの登りで、地図上915mの台地へ。東尾根末端の1160mピークを目指し、緩やかな尾根を行くが登につれアイスバーンが多くなりピーク間近は斜度が増し慎重に登る。登り上げたのは杉山の北のピークで、シールを付けたまま滑り降り、末端のピークに上り返す。
ここから東尾根は見通せるが、小白山のピークはガスの中。シールを外し鞍部に降り、再びシール登行開始。北峰までなだらかな尾根を快適に登る予定であったが、わずかな距離の狭い急斜面のアイスバーン、キックターンもままならず、緊張の登り。これをクリアし、北峰ピークへ ここまで視界は十分あったが、北峰に到着寸前にホワイトアウト。雪面は1~2m先を確認するのがやっと。雪交じりの風が吹き付け、視界0の北峰に到着。
長居は無用、シールを剥ぎ方向を確認して下山にかかる。本日最大の試練、とにかく視界が無い。足元を確認しながら、橋立峠側の1470mの鞍部まで横滑りでずり降りる。
GPSで位置を確認し、ここから石徹白側の斜面に降りる。まだ視界は無く、横滑りと斜滑降で慎重に互いを確認しながら滑る。標高1200m位まで下ると、やっと視界が開け見覚えのある光景に一安心。緊張感から解放され、ひとときのランチタイム。
 ダイレクト尾根基部から通い慣れた和田山牧場へ、ここでも試練、途中みぞれから林道では雨へ。林道下部は雪が切れ2,3箇所で板を外す。濡れ鼠で中居神社着。試練連続の小白山でした。

 東尾根末端1160mピークより東尾根を望む 山頂はガスの中。

 

 山頂直下を登る。 この後、ホワイトアウトとなる。

 

 山頂付近は白一色、カメラを構える余裕もなく写真は無。

 視界が開け、ランチタイム。