H26.2.7~2.11 東北山スキー

犬山山岳会 山行報告書
東北山スキー個人山行
企画者
I井
山名
茶臼岳1578.3m(岩手県)
安達太良山1699.6m(福島県)
シャルマン火打スキー場(新潟県)
(その他観光)
山行形態
山スキー&ゲレンデスキー
山行期間
2014年2月7日(金)~11日(火)
出発/帰着時刻
犬山出発2/7 20:40/犬山帰着 2/11 21:00頃
参加メンバー
会員:I井(L)、I部、H延、H理、M谷、T田 (6人)
会員外:I正、I雅(2人) ※2月8・9日のみ一緒に行動
交通手段
ハイエース1台
行動報告
 
/7(金) 20:40犬山出発~中央道~上信越道~北陸道~磐越道~東北道~旧八幡平スキー場(御在所P)着
2/8(土)9:45
 
/8(土) 茶臼岳(岩手県)
     10:10御在所P出発(標高960m)~12:50茶臼山荘(避難小屋標高1570m)着~13:35小屋出発~14:25御在所P戻り
     登り歩行 2時間40分 下り滑走 50分 — 共に休憩時間含まず 単純標高差 約610m
     山行後八戸へ移動、温泉入浴後全員I正さん宅に宿泊
 
/9(日) 五所川原(青森県)観光
     5:30 I正さん宅出発~五所川原(津軽鉄道ストーブ列車体験、市内観光)~八甲田酢ヶ湯温泉~20:00頃八戸I正さん宅戻り宿泊
 
/10(月) 安達太良山(福島県)
     05:00八戸I正さん宅出発~八戸自動車道~東北自動車道~10:30あだたら高原スキー場着
     11:00スキー場駐車場出発(標高930m)~リフト2本乗り継ぎ最上部~12:05薬師岳(運休中ゴンドラ施設上駅)~13:05安達太良山頂直下斜面到達点(1620m)13:20~薬師岳~スキー場ゲレンデコース~駐車場戻り16:00
登り歩行(駐車場から到達点)2時間05分 下り滑走 2時間40分 — 休憩時間含む
単純標高差 約690m
スキー場下の岳温泉で入浴後相馬市まで移動、相馬市内にて車中泊
 
2/11(火)  シャルマン火打スキー場(新潟県)
     4:00相馬市内発~R155~東北道~磐越道~北陸道~10:30糸魚川シャルマン火打スキー場駐車場
     シャルマン火打スキー場にてスキー
     15:45温泉入浴後帰路出発~北陸道~東海北陸道~21:00頃犬山帰着
 
所感
 
茶臼岳
この地域を知っている元会員のI正さんにアテンドしてもらうことで八幡平スキー場(登山口)での待ち合わせであったが、そのスキー場を秋田八幡平スキー場と間違え東北道を復路し待ち合わせスキー場へ到着、この間
1.5時間程度をロスしてしまったか!寒いところで長時間待ってもらったI正、I雅さんゴメンナサイです。
(この八幡平スキー場はすでに閉鎖されていて施設も何も無かった)
積雪は多いという程ではなくそれなりにはあったが近々で降ったような様子ではなかった、前方尾根の中腹を登っている数人の先行者が見えた。
我々も駐車場からシールを付けて登高開始、薄雪を被っているがその下は比較的締まっておりトレース外れても極端に沈み込むような状況ではなかった。旧スキー場のリフトのあった近辺を登って茶臼山本峰に続く尾根ピークに出て一旦下って再び登って避難小屋に到着、この間細かなアップダウンがあったが悪雪ということも無く順調に進め、周囲の木々の着雪(樹氷)が大変綺麗であった。天気薄曇であったが幸いなことに風も無く始終安定していてよかった。
当初行ければ八幡平(源太森)まで—-とのこともあったが出発時間が遅くなったこともあり避難小屋から山頂東側を巻いて東側へ下るすぐの尾根へ滑降開始、このルート上部所々の斜面では薄柔雪の下に“ガリガリ”が隠れているような所もあったが、木立も少なくさほど危険なところも無く雪も程ほどよく、恵比須沢を下りアスピーテラインに出て“もう着いてしまったのか”という感じで駐車場に帰着した。
 
五所川原(青森県)観光
 前夜から始まった降雪で八甲田も吹雪が来ているだろうということで、残念ながら八甲田山スキーは断念してI正、I雅さんの案内で五所川原観光に切り替えた。
津軽鉄道ストーブ列車体験、太宰治記念館見学、津軽三味線会館、立佞武多の館→八甲田酢ヶ湯温泉後八戸I正さん宅に戻り当夜も全員宿泊させていただいた。
余談:今回のメインである八甲田を断念したことで諦めきれないところもあったが、酢ヶ湯温泉で当日予定していた八甲田ロープウエイが天候のため運休していたことを知らされ諦めもついたところであった。
 
安達太良山
 登山口であるあだたら高原スキー場の当初計画で予定していたゴンドラリフトは「諸般の事情」とかで運行休止しており、稼動している2本のスキーリフトを使って乗り継ぎその最上部からシールを付けて登高を開始した、薬師岳(ゴンドラリフト上駅)へは向かって右から回り込んでゆくことになる。開始からしばらくの間急傾斜が続いたが雪はブッシュを押さえ込んでおりそんなに難渋することなく登れ、それを越えると傾斜はゆるくなり薬師岳から先は広い緩斜面が続いていた。薬師岳まではゴンドラリフトであれば10分もかからず行けるところを1時間余りも費やしてしまった。薬師岳から見る下のスキー場から更に下界方面まで広く展望があったが山頂方面は傾斜が上がる付近から先が雲の中であった。薬師岳で休憩後山頂に向け出発したがこのルートは一般夏道登山道でもあり赤布マークも細かくつけられていて積雪も程々でここも難渋することもなかった。
時間の経過と共にまた山頂に近づくにつれ傾斜が上がるあたりから風が強くなりだして、山頂直下に至る斜面トラバースに入ると時折歩行が出来ず耐風しなければならないような強風となり、雪面は広い範囲で氷化、クラスト状態となりおまけにガスが濃くなり頻繁にホワイトアウト状態が発生、目の前頂上付近(山頂1699m、到達点1620m)まで来たがこれ以上進むことは危険な状況となり、当初計画ルートは周回であったが全員がそろったところで往路を引き返すことにした。
薬師岳まで戻ったところでそこからはゴンドラリフトが運休のため、今はスキー場ゲレンデコースとしては使われていない上級者用?コースを滑降した。ここは斜度がきつく柔雪が深くあったのでリーダー他メンバーのベテラン者は難なく滑り降りたが、初心者達?は雪まるけになったりして楽しく??下りた面もあった。
 
シャルマン火打スキー場
 計画書では当日は「予備日 観光? 帰路へ」としてあったが帰路北陸自動車道能生IC近くにあるシャルマン火打スキー場に寄った。天気は良く青空も覗き、積雪も新雪がありまわりの白銀の素晴らしい景色も眺められ、楽しく締めくくりのスキーが出来た。
21:00頃メンバー全員無事犬山帰着し、解散した。
 
 茶臼岳軌跡
 
安達太良山軌跡
 
 
岩手山をバックに茶臼岳登りの休憩—
 
モンスターになりかけ? 避難小屋はもう近い—-
 
 
五所川原ねぷた会館 こんなのが3体—
 
リフト上部地点安達太良登り取付 さあここからスタート!
 
安達太良復路 ホッとk一休み 後方安達太良山頂は雲の中—
 
コンパクトなシャルマン火打スキー場—
 
 
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