H23.3.5坊主岳

 山行報告書

 山 名

坊主岳(ぼうずだけ)(1961m長野県塩尻市奈良井

形 態

日帰り雪山山行

目 的

日本3大独立峰についての考察

2万5000分の1地図  藪原

参考書

本文参照

山行期間

201135日(土)

参加者

敬称略 藤波、林()、牧、会員外1名       末席1 計5

35日  

AM5:15するすみ公園発→中央道伊那IC→国道361号→姥神奈良井線

快晴

イノコ沢橋入る空地7:35?/7:508:45四等三角点⇒11:20山頂/山頂発

 

11:50⇒四等三角点⇒13:50駐車場所空地

 

 

・坊主岳報告については、充分に思い入れのわかる山行記録の紹介だけで済ますことができると思っていましたが、近年では、結構ホームページの閉鎖が多いように思われます。特に東海白樺山岳会のサイトに記録があったと思いますが、残念なことです。こちらは、坊主岳の名を初めて知った「伊那谷の山」のホームページの記録と双璧であったように記憶しています。とりあえず「伊那谷の山」http://www.janis.or.jp
/users/yoichi-k/「信州山岳ガイド」http://www.naganoken.jp/mount /kiso/toriitoge/bozudake-map.htmを紹介しておきます。(インターネットは便利ですが、個人の努力に負うところ大で、いつのまにか消えています。そのうち、ホームページ図書館でもできることを期待しますが、まだまだ思い入れのある記録はありますので、そちらも参照してください。)
 特記事項
・入口すぐ「関係者以外立ち入り禁止」の看板があるので迷惑のかからない時期を選びました。前記ホームページにも「キノコ山のため秋の登山は控えなければならない。」とあります。従って、山菜やキノコの時期にははいらないようにしたいし、もちろん、道迷いをしない、あるいは対処できる実力があっていくべきだろうと思います。
・前回2月の中旬は、新雪直後のため、時間切れ敗退しましたが、その時には、橋入口に除雪のためのパワーショベルが駐めてあって駐車できませんでした。1km程戻った路肩の雪面広場に突っ込んで駐車しましたが、その後の偵察時、蓋のない側溝が空地を阻んでいました。ここよりイノコ沢側へ100mかそこら行ったカーブ手前の路肩に停めることができます。最初の時は、雪でうさんくさかったのでやめましたが。パワーショベルは、その後の偵察時にも居着いていました。今回は、幸いなことに居りませんでした。
・四等三角点付近までは、ほぼ雪無く歩くことができました。(前回、道路は除雪してありましたが、麓で十数センチ、笹の出てくる尾根付近では、膝上まで潜る新雪でした。帰途、除雪された道路の圧搾雪は融けて路面が出ていました。)
・ その他のことは、写真で参照。
メイン事項
・ さて、昨年、1月「続ぎふ百山」の洞山に行きました。伐採された斜面越しに林道から見る御岳は、マミちゃんが「神々しい」と表現したものです。でも、御岳って洞山からと反対側からみてもシンメトリで同じに見える。当たり前のようで、珍しい。どこから見ても同じに見えること、これは独立峰の美的条件と言えます。(御岳は、我が町からではまるっきり違う形に見えるが、それは些少のことです。)島は、外す。多分、条件に合いすぎることが多い。(従って利尻山は外す。)山域から独立していなくとも突出している。富士山と御岳、二つだけでは、ゴロが悪いので日本3大独立峰はどこか? 寡聞にしてインターネットを検索しても出て来なかったので、個人的に選んでみますと乗鞍岳も資格はあるが、天蓋山からみると乗鞍岳とはわからなかった。白山は方向によってかなり形が違う。富士山、御岳、と多分、羊蹄山ですが、登ったことがないから外す。岩木山はガスっていたので外す。伊吹山は3月、奥美濃の土倉岳からみたら氷河のように見えた。従って、深田久弥の百名山では、聞いた誰からも評判のよくない恵那山を押します。東濃の盟主としてほかの山を圧している。どこからみても恵那山とわかる。ということで、坊主岳では、独立峰、御岳を堪能してきました。

 

尾根の笹

山頂直下の樹氷

山頂から御岳

同、乗鞍岳

同、中央アルプス

再び御岳

御岳をバックに

三たび御岳