11/27 日永岳、中越山山行報告

山行報告書

 山 名

中越山(なかこしやま) (1156m) 日永岳(ひながだけ)(1215.7m)(岐阜県)

形 態

日帰り奥山山行 

目 的

能郷白山遠望

2万5000分の1地図 下大須

参考書

日永岳:「東海・北陸の200秀山」上巻 中日新聞社 p142 中越山:2万5000分の1地図

山行期間

2011年11月27日(日)

参加者

主要メンバー(敬称略)富田夫妻、マミちゃん、会員外1名、  記録係1 計5名

1113日薄曇り  

するすみ公園(6:00)→R418号→県道200号→林道ゲート前(8:05発)⇒8:45登山口⇒9:30尾根鞍部⇒10:00?南峰⇒10:30鞍部⇒11:05中越山11:30⇒12:45南峰⇒12:55日永岳山頂13:50⇒14:15尾根鞍部⇒14:55登山口⇒15:15駐車地林道ゲート前  武芸川温泉。

日永岳の楽しみ方
・日永岳登山については、「雲よりも高く」さんのホームページを見てください。2008年6月の記録ですが、写真も多く、それほどは変わっていない。

http://kumoyorimotakaku.web.fc2.com/mt_teizan/hinagadake08/hinagadake08.htm

尾根鞍部のすぐ先、露岩の背にのると、金曜に降った新雪か伊吹山がすばらしい。
主要メンバーは皆な日永岳登頂者、仮に日永岳南峰とする見出石標から中越山尾根へ踏み込む。(私は、前、鍋倉林道から登っているので執着なし。)この付近は笹薮に加え、灌木が繁茂し、どうなるやらの見通し、下りにかかると笹藪、中間くらいから尾根の形が見て取れるので忠実に下り、鞍部に着くと望外で南に展望がある。舟伏山は結構遠くにある。反対側には目線と同じくらいで川浦ダムが見える。見出し杭と幹の標識が忠実に残っている。往復して日永岳の上りまではさほど困難を感じることなく行けたが、この標高差100m程は、竹矢来ならぬ笹矢来で苦労した。
薮こぎ後、日永岳山頂には展望があるという演出とは言え、実際に山頂の岩の上に立って御岳、乗鞍、北アルプス及び白山(端が樹木に隠れ、ここから左に唯一展望が効かない。)を臨むと予期せぬ深い印象がある。期待していた能郷白山は、場所を移動してから見るとこの360度の天穹の下では地味に感じられる。でも、家に帰ってデジカメの写真を見ると、印象とは反対に写真サイズにちょうど収まった能郷白山は存在感がある。
20万分の1地図を持参された方がいるので、山座同定を一頻り楽しむ。(地図のきわでは何枚も持たねばならず、国土地理院が縮尺20万を越える一回り大きい地図を発行するなり、4区画の際をカバーする地図なり発行してくれないかと思う。)今まで登ってきた山、山の形を見てこれから登ろうという山、楽しいひと時。日永岳は、3,000m級の遠望はさておき、奥美濃の山を多少とも登ってきた人が、過ぎ越しに振り返る時、あるいはこれから登ろうという山を臨む時、一層の楽しみが味わえる。
高賀山を左において、手前に平行して山稜を延ばした右端にある鋭角の三角形の山の名は何んだろう、心を残して山頂を後にする。
注:中越山鍋倉林道コースは、「美濃一人」さんのホームページ参照。

  日永岳・中越山尾根の笹薮

  中越山山頂にて

  尾根の笹薮その2

  日永岳山頂から御岳

  同、能郷白山

  能郷白山その2