大鼠山・北ノ俣岳2010.7.18~19

山行報告

  山 名

 

大鼠山(おおねずやま)(1584.7m)北ノ俣岳(きたのまただけ)(2662m)岐阜県飛騨市神岡

 

 


 


 

 形 態 各日、日帰り山行

 

 

 

 

 

  目 的  単独行

 

 

  2万5000分の1地図   下之本、有峰湖、薬師岳

  山行期間

2010年7月18日(土)・7月19日(日)

  参加者

個人

  参考書

大鼠山:「東海・北陸の200秀山」上巻 62p 寺地山・北ノ俣岳:新・分県登山ガイド「岐阜県の山」52p

  7月18日   晴

AM6:15発→東海北陸道→森茂北ノ俣林道入口ゲート9:15/9:30発


広場11:00東峰最高点11:20西峰頂上11:30広場駐車場11:50

 

深洞湿原周遊林道出口12:20林道入口13:25

  7月19日

飛越トンネル登山口AM5:00発→神岡新道分岐6:40寺地山7:40 

  快晴

北ノ俣避難小屋への分岐8:25北ノ俣岳10:25/11:00発

 

北ノ俣避難小屋12:15寺地山13:00神岡新道分岐14:00

 

飛越トンネル登山口15:35

  ・今回の山行は、密命有り。山については、上記のガイドブックを参照してください(残念なのは、旧の犬山山岳会のホームページに大鼠山の山行報告があったが今は参照できないことです)。但し、大鼠山について、老婆心ながら少々だけ、書くことがありました。北ノ俣岳については、避難小屋から縦走路に出るまでの最後の上りが長くきつかった。割と涼風があったけれど、1ℓの水では足りませんでした。(帰りに寄った避難小屋の水は豊富で恵みでした。)
  ・森茂北ノ俣林道は、許可(神岡・双六森林事務所)が取れれば、普通車でも通行可能。山頂への入口は、広場から10mほど進んだ所の法面が削れて歩道入口の案内がある。
  ・最高点(東峰)は、写真②のとおり。三角点??? 三叉路になっており、西峰に三角点とあるので西峰に行くことにするが、先ず、気になる右の道を行った。下っていくだけなので、戻り、左の道を取る。5分ほどで西峰につく。写真③のとおり。三角点などない。ひょっとすると東峰が三角点で、地図が間違っているのではないかと本気で考え始めたが、この記念碑、礎石を持つ石柱をよくよく見てみると石柱は乗っているだけだと気がついた。どけてみると正に三角点でした。地図を疑ってすみませんでした。石柱は誤解のないよう横にどけておきました。
  ・寺地山についての付り。現在、お蔵入りのイブネ・クラシの報告で、山域について触れましたが、山域というものはその真ん中あたりで周辺の山が見晴らせる少しだけ低い山から見ると初めて体感できる。同様に山というものは、低いところから眺めると良い。寺地山は、北ノ俣岳から見ると写真④のとおり。富士山からの展望がつまらないのは、周りに富士山より高い山がないからだ。
  ・特命事項報告。1. 神岡新道打保登山口は、打保すぐで鎖ゲートがしまっており、林道を歩かねばならない。ちょうど歩き始めた時、向こうからザックを背負った人たちが歩いてくる。聞くと山ではないが、鞍部を越え、北ノ俣川に出る旧道へ下った。2万5000分の1地図の堰堤部分まで薮をこいだが薮がひどくて引き返してきた。神岡新道部分は歩ける。その上の部分はわからないが去年は、下刈りがしてあって歩けた。今年はわからないが歩けるのではないか。この林道のもっと先に大学の山の会の家があって、下刈りをすることがある。鞍部までは3時間くらいかかる。ハシゴの辻方面には道はない。赤テープは見た。
・2日め。神岡新道分岐にて。分岐に付くと熊除けの鈴が聞こえる。分岐で追いついて来た健脚の人と話していると、打保道から人が来た。人の話し声がするので引き返して来た。木に赤テープが巻いてある所まで行った。踏跡はない。
 帰路、打保道へ入る。道幅は数メートルあり、水芭蕉やマイズルソウ等の下草で踏跡はない。笹は、生えたばかりの1,2本の幼本を眼にした。200mほど下ると植林の際の幹に赤テープが巻いてある。この数メートルの幅はそう簡単には樹木で覆われないだろうと思われる。戻る。
 以上、報告いたします。

 

①森茂北ノ俣林道歩き。ヤマドリ?の羽。    ②大鼠山東峰      ③大鼠山西峰             ④寺地山