Heli Ski in New Zealand
2016年の台湾(玉山)2017年のHaute Route(シャモニー~ツェルマット)に続いて2018年はニュージランドHeli Ski. 私にとってはニュージーランドHeli Ski は2012年から6年ぶりのリピートとなるが、他の5名は初のニュージーランド&Heli Ski となる。
前回の6年前は5年に1度のリフレッシュ休暇を活用しての旅となったが、最近は会社の休日がGW・お盆・お正月集中型になり年に3回の9連休が常態化するようになってニュージーランドリピートのチャンスが舞い込んできた。
リピーターと言う事で、前回との比較を行ってみた。まずはヘリスキールートの比較。
ヘリスキーのエリアはほぼ同じであるが、ルートは一致していない。
こちらが2012年
こちらが今回2018年
アクロバチックなフライトで楽しませてくれる美人パイロットです。
GPSの高度グラフ表示も比較してみる。
中央位置が昼食の時間帯で、前回は1700m付近、今回は1500m付近と異なっている。
ヘリが稜線のコルに着陸します。
ヘリが我々を降ろしてから稜線を離れます。
旅程も比較してみた。
こちらは2012年
こちらが2018年
8/12(日)クライストチャーチ到着、予約していたキャンピングカーを借りる。
8/13(月)Rubicon Valley Tourist Center で乗馬/テカポにて温浴/TEKAPO泊
8/14(火)Round Hill スキー場にてゲレンデスキー/Mt.Cook泊
8/15(水)Mt.Cook にてヘリスキー/オマル泊
8/16(木)ダニーデンにてスポーツの殿堂/シーライオン/オマル泊
8/17(金)ブルーペンギン/キーウィ/国際南極センター/エアポート泊
8/18(土)帰国へ
2012年は日程が2日間多かったので行動範囲を広げる事が出来たのに対して、今回は少々小回りだがてんこ盛りの日程をこなすことができた。
ニュージーランドの山並みが期待をそそります。
クライストチャーチ空港に到着して作戦会議
今回の旅の最重要ミッションであるヘリスキーの日程が未確定ではあるものの水曜日で固まったので、その他のミッションの日程を詰めていく。
今日は日曜日で水曜日にはMt.Cookなので火曜日の夜には周辺に辿り着いている必要があるが、今からQeensTownまで 足を伸ばしているとほぼとんぼ返りで何もできない可能性が高い。
乗馬のできるところはどこにでもあるようで、 ChristCharch 周辺にも何か所も見つかったので電話で月曜日の予約を入れてみると 月曜日に6名で予約が取れた。
Camping Car と Holiday Park
ニュージーランドはキャンピングカーを借りて旅行する人がかなり多く、キャンピング設備も整っている。 何よりのメリットは、日程未定で天候を見ながら臨機応変に計画を軌道修正できる事である。
キャンピングカーにはコンロ・オーブン・流し、電子レンジ・冷蔵庫・トイレ・シャワー・ヒーター・テレビなど 生活に欠かせないものは殆ど揃っています。
今回6名の参加者となり、スキー道具やスーツケースなど6人分の荷物はシャワー室に押し込んだので シャワーとトイレは使用できない。)(前回も同じ)
毎晩キャンピングサイトにキャンピングカーを泊めたので、費用は別途発生するがトイレやシャワーは キャンピングサイトであるHolidayParkで使用できる。 但し、キャンピングカーに積込む水は120lで限界があり、使いすぎると無くなってしまう。
キャンピングカーに慣れない方は普段の様に水を使うをあっという間に水タンクは空に 今回初参加の方も湯水のように使用してあっという間にタンクが空になってしまった。
キャンピングカーには運転席・助手席の上に突き出ている所があり、ここでも休むことができる。 今回は女性3名がここで寝ることとなった。
昼間はダイニング・リビングとして使用するエリアもテーブルを撤去してベッドに仕立てることがかのうとなっており 最大7名くらいは泊まれそうである。
明日は近場で乗馬と決まったので、今夜はダウンタウンに繰り出し早速到着の乾杯(牡蠣にホタテ、ラム肉とビーフ)
今回の旅の最重要ミッションであるヘリスキーの日程が未確定ではあるものの水曜日で固まったので、その他のミッションの日程を詰めていく。
今日は日曜日で水曜日にはMt.Cookなので火曜日の夜には周辺に辿り着いている必要があるが、今からQeensTownまで 足を伸ばしているとほぼとんぼ返りで何もできない可能性が高い。
乗馬のできるところはどこにでもあるようで、 ChristCharch 周辺にも何か所も見つかったので電話で月曜日の予約を入れてみると 月曜日に6名で予約が取れた。
日本での乗馬は殆どが平たんなコースであるが、こちらでは自然の地形を生かしたコースが多く設定されている。
前回はQeensTown 周辺で RIVER crossing,、今回はChristCharch周辺にてアップダウンの有るコースValley Trail Ride ガイドからアップ・ダウン時の乗馬姿勢に関して事前に指導を受ける。斜面を登る際は馬の鬣へ大きく手を伸ばして 体を思いっきり前掲にする。斜面の下降時は逆に体を後掲にして自分自身の体のバランスを保つようにする。
羊の群れの中を優雅に馬で散歩です。 上り坂も馬は頑張って登ってくれました。 渡渉の苦手な馬も居るようです。
ヘルメットに取り付けたアクションカメラにはGPS機能が搭載されていたので撮影している間はGPS位置が 記録されていたので、こちらを参考にして今回のコースをGoogleMapに当てはめてみた。 今回は高低差のあるコースで標高差は120m、全行程は4km程度
下記は2012年、Queens Town での乗馬(River Crossing) こちらは平坦なコースなので約5km
乗馬終了後はテカポへ向かいHOT SPAへ
HOT SPA
ミッションの一つに温泉を入れていたのでテカポ湖の畔でHOT SPAに入った。
大きな浴槽が3つあり、温度が異なる。最上段が一番温かい設定でこの浴槽のみがADUALT限定になっており 子供に騒がれる難から逃れる配慮がされている。
http://tekaposprings.co.nz/tekapo-springs-hot-pools
スーパーで食材の買い出し。
今夜は自炊です。人数が多いと楽しいですね。
ゲレンデスキー(ROUND HILL)
スキー滑降はGW依頼となるのでヘリスキーの前に足慣らししたいとの要望もあり、火曜日はテカポ湖の近くで ゲレンデすきーとなった。
もう1か所近くにスキー場があったがOPENしていないような感じ、電話しても誰も出ない。
前回はQeensTown周辺のでゲレンデスキーをやったが、ゲレンデがアイスバーンであまり楽しめなかった 苦い経験があり、この辺りはスキー場としてはマイナーであまり期待はしておらず、リフトもTバーのみの設置であった。
事前情報で朝早くはレース大会が開催されるので少し時間を遅らせた方が良いのではとの情報も
ゲレンデはテカポ湖が望める位置にあり、テカポ湖への飛び込み感も味わえるが、規模はそれほど大きくはない。
朝一で大会があったためまだ、コースにはポールが設置されている。
ゲストは殆どレーサー
ポールに少し入ってみるがかなりのアイスバーンである。
隣の一般コースへトラバースして滑ってみる。コンディションは思いのほか悪くはない。
人が少なく広いバーンで快適に飛ばせる。
しばらく滑って休憩していると気温も上昇しポールも撤去されたが、ポールの有った場所には青いラインが そのまま残されている。
ポールのあったバーンを滑ってみると気温の上昇でバーンも柔らかくなり快適に滑れるコースに変身していた。
https://www.youtube.com/watch?v=9Wq-zWBugrk
ポール設定はGSが2本とSGLが1本、SGLのコースに入ってみる。前半は緩斜面であまりスピードも出ないが 後半は斜度が増し、快適に飛ばせる。 日本ではゲレンデに人も多くコースも狭いのでこれだけ快適に飛ばせるゲレンデは殆どない。槍ヶ岳の槍沢を滑った時の様な快適さである。
明日はヘリスキーなのでお昼過ぎには切り上げたが、3名はコースがお気に入りで更に2本かっ飛ばした様でした。
昼食はSteakHouse、Mc.Kenzie
いよいよ,MAIN IVENTです。
キャンピングカーでヘリポートであるMt.Cook飛行場へ向かう。 先行パーティーのヘリやセスナが既に飛び始めている。 ヘリスキーは日本人・観光ツアーは中国人の姿が目立つ。
カウンターで支払いを済ませて、全員体重と道具の重量測定を行う。 搭載する燃料を決めるためと思われる。
ヘリスキーに先立ちビーコントレーニング、ヘリの乗車定員は7名で我々は5名、あとガイド1名とパイロットで定員となる。
ガイドが先頭で滑降し万が一雪崩に襲われた場合は我々が救助を行うこととなるため、救助方法も説明を受ける。
5名の内ショベル等の救助具が入ったザックを持つのは2名、
昨夜降雪があったが、状態は安定しているので雪崩の心配は少ないとの説明である。
我々の利用するヘリがやってきた。 パイロットは若い美人である。 期待は更に高まる。
美人パイロットのGOサインで飛び立つ。
ヘリが止まるのは稜線のコルのほんの小さなスポット、山頂ギリを回り込んで着地地点に到着するが 飛行がアクロバチック、まるでコースターである。
この景色と景観、このような場所でのヘリ体験は高いお金を払う以上に価値がある。
へりからの荷物の積み降ろしは全てガイドが行い、我々には一切触らせてはもらえない。
スキーがヘリのローターに接触すると大事故になるからである。
https://www.youtube.com/watch?v=dT3KsVMM95w
ガイドが先頭で滑降し30mずつ間隔を空けて滑る。 アイスバーン気味のところも部分的にはあるが 昨夜の降雪でコンディションは良い。
https://www.youtube.com/watch?v=kuxtTJ-4BhQ
滑降の落差は標高で700m程度であるが、距離は長い、緩斜面では間隔も空けずにどんどん滑る。
昨夜の降雪でコンディションは最高、雪煙を上げながら快適に飛ばす。
https://www.youtube.com/watch?v=lOt7YWO0fNM&t=34s
3本終えて山中でランチタイム、スープとピザパンにクッキーとコーヒーも付いてきた。
ここでガイドからエクストラランの提案、1本追加で$110/人 天気も良くコンディションも最高なので 全員1本追加で今回は6ランとなった。
https://www.youtube.com/watch?v=rJRQRWTU7NI
全般的に天気がスッキリしない週でしたが、この日一日だけは快晴をGET出来ました。地球の風に感謝!!
AorakiMt. Cook Village にて Sir Edomund Hllary 像に敬意を表して記念撮影
協調性に欠ける方はどなた???
メインイベントのヘリスキーが終了し、遊べるのは残り二日、金曜日の夕方4時前までにはキャンピングカーを 返却しなくてはならない。
QeensTownへ立ち寄る余裕は時間的に無さそうであり、後の観光はダニーデンのオットセイとオマルのブルーペンギンに的を絞る。
取り敢えず海岸線まで出て今夜はCHINEESでオマル泊
木曜日
港近くにブルーペンギンの生息域があるとの情報で朝早く出向いてみるが、居たのはアシカか??(後程時間帯が遅かった事が判明)
ダニーデンに向かう。
Sea Lionには20m以内には近づくなの標識だが、こんなに近づいてしまった。 ごめんない。
ダニーデンの駅にはスポーツミュージアムが併設されており、エドモントヒラリーを含むニュージーランドの偉人たちが展示されている。
レストランで昼食後、繁華街でお買い物、 オマルに戻り、 港近くのHolidayParkへ入る、ここはブルーペンギンの巣穴が近くに点在しておりペンギンが迷い込むことがしばしばとの情報
オフィスで確認すると、ペンギンが巣穴に戻るのは夜7時以降、朝は4時~6時の間に海へ入るとの事であった。
ここでペンギンに関する注意事項も教えられた。
今夜はビール工房で夕食、ビールのお試しセットとピザ、宿泊場所から歩いて行ける。
ACL7%のビールが一番うまい
金曜日
翌朝、朝一でペンギンの様子を見に行く、真っ暗な中ペンギンの鳴き声が聞こえる。
暗い中ペンギンが居るのがよくわかる。
今日は夕方までにキャンピングカーを返却しなくてはならないのでChristCharchへ向けて車を走らせる。
途中ドローンで羊の群れの撮影を試みるが、羊が逃げるためにあまり近づいて撮影できなかった。
ドローンは戻る際に電線に引っかかり墜落。
ChristCharchに到着
最終日のイベントは動物園でキイウイの観察である。キィウイが観察できる動物園は世界でも限られる。
動物をに餌をやれる動物園で楽しく過ごす。キィウイは夜行性の為キィウイの館内は「真っ暗、なんとかキィウイも観察できた。
動物園にて昼食
DownTownに入り地震で崩れた教会を見に行く、GoogleMapに従って行くとどうも違う、教会が新しい
間違いに気が付いて戻ると教会の屋根が目に留まる。
教会は崩れて中に全く入れないために暫定の協会が設定されており、間違えてそちらに行ってしまったのであった。
時間も押し迫ってきて、キャンピングカーを返却し、シャトルでエアポートに戻る。
明日のフライトは朝が早いので今夜は宿を取っていない。 打ち上げ後はエアポートで朝まで居座る作戦である。
荷物を預かってもらうところへ行ったがスキーとバッグでそれえぞれ課金されるため料金が思いのほか高い、 誰も持っていく人は居ないと思い、開いている場所に荷物を放置して南極館へ、エアポートから歩いて行ける。
入場時間が遅かったため一部のイベントの時間には間に合わす、割引料金が適用される。
まずは、南極の嵐体験で、防寒具を着用して体験するが殆ど寒くない。冬の奥美濃の山スキーの方がよっぽど寒くがっかり、
ブルーペンギンを観察して4DXへ、南極探検である。船の揺れに併せて座席が揺れるとともに水飛沫が飛んでくる。
ついでに海鳥にも一発かまされる。
https://www.youtube.com/watch?v=EDPUcZlRbeA
最後の晩餐はニュージーランド料理!!
私は JHON DEER シカ肉で締る。
Iさんのスペアリブは超山盛り
最後にスーパーに立ち寄ってエアポートへ戻る。
荷物を置いた場所には何もない。どこへ行った!!!!
警備の方に尋ねると所持者が居ない様であったので撤去したとのこと。
我々が放置したことを伝えると保管場所に連れて行ってくれた。
自分の持ち物は常に自分の身の回りに置いておくように指示されたが、鍵の掛かった部屋に厳重に保管して頂いてた。
ご迷惑をお掛けしました。
エアポート内は夜遅く到着して朝早く飛び立つ人以外は原則寝泊り禁止となっているが、
今夜はここに居座る予定なのでエアポート内を偵察してみる。
レンタカー事務の有るエリアにカフェとコンビニがあったので閉店時間を聞いてみると24時間営業で閉店しないとの返答
近くには充電スポットがあり、椅子に座って230VとUSBの充電設備も整っている。
DEPATERエリアは完全に閉鎖されてしまうが、このエリアは24時間OPENである。
残りの酒とワインを飲みながら、時間をつぶす。
いっぱい遊んで、飲んで食って、お疲れ様でした。
午前3時半にはDEPATERエリアがオープン、4時になったのでチェックインを開始する。
スーツケースにたくさんお土産を詰めてしまった人も居たが、交渉にて追加料金の発生は無く無事チェックイン終了
オークランドでは行と同じくドメスチックエアポートからインターナショナルまで歩いて移動、
帰りの国際線はダブル台風の影響もあり、揺れが止まらず食事は提供されたが飲み物は水のみに限定され
残念ながら最後のビールとワインにはありつけなかった。